寺院の紹介

日光部

淨光寺

日限地蔵尊の信仰篤い 日光山の菩提寺

田母沢御用邸より徒歩数分の距離にある浄光寺は、
古くは日光一山の香華院(菩提寺)で仏岩にあった往生院と、
光明院座主(現在の輪王寺の前身)延応2年(1240)創立の浄光坊が、
寛永17年(1640)に合併して現在の地に移転し、浄光寺と号するようになった。

その後、幾度かの盛衰を経て、江戸中期に智潤師(宝暦8年入寂)により中興され、
西町の菩提寺として現在に至っている。

墓地には日光奉行の吏僚や、社家・楽人等の墓碑が多い。

弘法大師空海の真蹟「妙覚門」の額や嘉元2年(1304)の銘のある「板碑」、
古河公方足利成氏の名が銘に刻まれた「梵鐘」(日光山最古のもの)など歴史を語る寺宝が数多い。

また境内の日限地蔵尊は日光山で最古のものであり、
その銘より戦国〜桃山時代のものと考えられる
「菅笠ひぎり、日限地蔵」として信仰を集めている。
毎月1日には縁日を、毎年4月1日に は大縁日を開いている。

日光市内の市街地にありながら、境内は手入れの行き届いた緑豊かで、清浄な空気に満ちている。

〒321-1433 日光市匠町7-17

TEL 0288-54-1589

FAX 0288-54-1819

MAIL

お問い合わせ

当団体へのお問い合わせは
こちらから。
お気軽にお問い合わせください。