寺院の紹介

真岡部

天王寺

農村の緑に囲まれた地域の菩提寺

創建は不詳だが、芳賀町史によると
「加増山天王寺什物、野州芳賀郡西高橋村、元禄十二乙卯天吉日」
と、刻まれた鐘があったとされ、
江戸時代中期の元禄年間(1688~1704)には建立されていたことが分かる。

当時は大きな伽藍を持つ寺で、
「縁の下を熊がくぐることができた」とも伝えられている。

その後、敷地は当時の水橋村に委譲し、
明治18年(1885)には高橋小学校となって寺は現在の場所へ移転した。

現在の本堂は昭和45年(1970)に建立されたものである。
それ以前は、小さな堂宇があるのみだった。

同寺の記録は、幾度かの火災や移転などによってほぼ失われ、
詳細な寺伝は不明である。

現在の山門は明治時代のもので、檀家より寄贈されたものとされる。
古くより農村地帯の信仰を守ってきた寺であり、
現在も周辺には水田が多く残っている。

〒321-3315 芳賀町西高橋2617

TEL 028-678-0415

FAX 028-678-0566

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