寺院の紹介

佐野部

薬師寺

厄よけ開運祈願の寺

近年は「寺岡山元三大師」として親しまれている薬師寺は、
寺伝によれば聖徳太子の命によって建立され
「下野八薬師」と称されていたと伝えられている。

江戸・元文年間(1736~1741)東山天皇の第三皇子、公寛法親王が
上野東叡山寛永寺・輪王寺門跡第6世門主をされていた時、
足利市寺岡町出生の亀田庄左衛門則重が、永年身命を賭しての忠節を認められて、
日本に3幅しかない元三大師尊影御真筆を拝領した。

その後、自家に安置して礼拝していたところ
「困窮の人を救済すべし」という元三大師自らのお告げを受け薬師寺に奉納した。

以後、同寺は寺岡山元三大師として、厄除・商売繁盛の祈願寺として仰を受けている。
檀家をとらず、祈願寺のみの寺院として歩んで来た経緯に、
当時の栄華と信仰の現れがうかがえる。

昭和50年代半ば、子供のいじめに悩んでいた夫婦が観音像を奉納。
それを期にいじめを受けなくなったことから、
日本唯一の「いじめ除け観音」が境内に安置されている。

また、赤い卵形の「結縁石」は、
ご神体をなでている写真を持っていると良縁に恵まれると言われ、
参拝者に人気が高い。

境内には四季折々にさまざまな花が咲き誇る。
特に萩の季節は見事で、近年は「下野の萩の寺」としても名高い。

〒329-4213 足利市寺岡町871

TEL 0284-91-3236

FAX 0284-91-3441

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